今日のトピックは、「言い方ひとつで印象が変わるフレーズ」についてです。
Live Englishのオンライン英会話受講生は、
⚫︎ある程度時間をかければビジネスメールも書ける
⚫︎なんとなく通じてはいるけど、状況に合わせてコミュニケーションできるようになりたい
そんな中級レベルの学習者も多くいらっしゃいます。
そこで今日は、ビジネスにおいて必ず発生する「お願い」について。
レッスンではビジネスメールの添削をされている方も多いのですが、ある時講師が、
「文法的に間違ってないし、伝わるのだけれど、Please がやたら多くなってしまっているね」
と言っていたことがあります。
みなさんも何か依頼をするときには、必ずといっていいほど Please を使うでしょう。
ですが、ひとつのメールに何度も何度も Please を使ってしまうとネイティブスピーカーは違和感を感じることもあるようなので、多用には注意が必要です。
日本語でイメージしてみても、
「〜をお願いします。そしてその後は〜をお願いします。確認ができましたら返信してください」
といったようなメールだと、なんとなく丁寧さに欠けたような、淡々としたロボットのようだなと感じませんか?きっと、
「〜をお願いします。そしてその後は〜をしていただけると大変助かります。ご返信をお待ちしています。」
こちらの方が自然で違和感の無いメールに感じませんか?
きっと講師が言っていたのはそのあたりのニュアンスなのでしょう。
そんな時には、少し使う表現を変えてみましょう。
異なる表現を使用しても、同じニュアンスを出す表現はたくさんあります。
例
Please reply to this email by Monday. → We’re looking forward to hearing back from you.
Can you please send us the documents? → Do you think you could send us the documents?
Please open the window. → Would you mind opening the window?
Can you please review my CV? → I would greatly appreciate it if you could review my CV.
言われてみれば、知っている表現ばかりではないでしょうか?
知っていても中々いざという時に使えていない「もったいない単語」「もったいない表現」、たくさんありませんか?
レッスンの中でも日頃の業務の中でも、いつも同じ表現に頼ってしまうのではなく、新しく学んだ表現や知っている表現を積極的に使ってみましょう。