Live Englishオンライン英会話受講生の皆様、そしてサイトを訪問くださっている皆様、こんにちは!
少し前にブログで 自宅でスピーキングスキルの判定、レベルチェックができる方法 についてお話をさせていただきました。その時に少し触れました国際基準で使われている語学のレベルガイドライン「CEFR」について今日は少しお話ができればと思います。
CEFRの歴史と作られた経緯
CEFRは “Common European Framework of Reference for Languages”の略で、元々ヨーロッパで言語のスキルを評価するために作られた基準のことです。
1993年にヨーロッパ全体の安定と発展を目指し、EUが発足しました。ヒト、モノ、カネの動きを活発化させる必要がありましたが、その中でも「ヒト」の動きにはより円滑なコミュニケーションが必要不可欠です。母国ではない国で住むにも働くにも勉強をするにも、十分な言語力が必要です。
そこで、「その国で仕事をしたい人、学業に励みたい人の為に必要な外国語運用能力がどれだけあるのか」を判断するために作られたのがCEFRなのです。現在はヨーロッパ以外でもこのCEFRという基準が浸透し、広く国際的に使われるようになりました。
Live Englishオンライン英会話のレベルアセスメントもCEFRを基準にして作られています。
Live Englishオンライン英会話の学習レベル詳細
A1(まったくの初級者)
日常で頻繁に使われる定型表現やフレーズが理解できる。要求を満たすための基本的な言い回し を理解し、使う事ができる。
A2(初級レベル)
仕事や家族、地元の地理や仕事など、ごく身近な話題について使われる表現を理解し、使う事ができる。馴染みのある話題であれば、簡単な情報共有や自分の意思表示ができる。まだ自分のよく見知った話題でしか自信をもってコミュニケーションができず、深い話になるとついていけない。
B1(中級)
英語が話される地域を旅行していて起こりうる殆どの状況に対応ができる。経験、出来事、目 標、志などについて語り、自分の意見や計画についても詳細に理由を挙げて説明する事ができる。詳細説明や予期しない質問には突然の発言が難しい。
B2(中上級・準上級)
グローバルなビジネス環境にいらっしゃる非ネイティブの多くがこのレベル。自分の専門分野での技術的な議論や複雑な事象について理解、コミュニケーションが円滑に取れる。ネイティブレベルの複数人の議論やビジネス会議だと発言のタイミングが上手く掴めない事がある。
C1(上級)
様々な分野の難解な長文を理解し、背後に込められたニュアンスも理解ができる。英語圏での就業や学術の場でも問題なく自立ができる。
C2(母語と遜色ないProficientレベル)
ビジネス、学術的分野どちらでも広く聞く事、読む事を難なく理解ができる。複数人のネイティ ブスピーカーの中に混ざり、会話を難なく理解し、円滑に発言ができるネイティブに近い最上級レベル。
の6段階です。CEFRでは1つのレベルを到達するのにかかる時間は、それ以外に自己学習の時間もあると仮定し、約100~200時間とされています。
Live Englishオンライン英会話では、各生徒様のこれまでの学習経験、海外生活経験、英語使用状況、現在の弱点や強みをしっかりチェックし、レベル分をしております。
教材を使用してビジネス英会話の学習をご希望の方には、レベルにあう教材をご提案させていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。