Live Englishオンライン英会話の受講生の皆様、そして本日もブログへご訪問くださっている皆様こんにちは。
最近ディスカッションコース、ディスカッションスキルについて多くお問い合わせをいただいております。Live Englishでは英会話基礎力のある中級以上(推奨B1+以上)の生徒様には、ディスカッション練習をお勧めする事が多くあります。
フリートークとディスカッションの違い
Live Englishでは、せっかくの貴重なレッスンですので、効率よく英語力向上を目指していただけるようにフリートークのレッスンはお勧めはしておりません。
もちろん、レッスン開始10~15分ほど気軽におしゃべりをする時間を持つのはまったく問題ございませんし、先生と近況報告をしあったり、最近ハマっている事や興味のある事などぜひ自由にお話しするお時間を持って頂きたいです。
ですが、レッスン時間すべてをフリートークに使ってしまうのはできるだけ避けていただきたいと考えています。
フリートーク
フリートークは簡単に言えば「おしゃべり」です。決まっているのは話す内容のみで、どんな話題でも良く、また話の進む方向性によって水の流れのように自由に会話をする事ができるので、1つの話題に大して掘り下げる必要はありませんし、とにかくお友達と気軽にお話しをする事をイメージしてください。
ディスカッション
一方ディスカッションは、話すテーマや議題があり、それについて情報共有をし、意見交換をし、自分の意見を主張し、相手を説得しようと試み、一連の流れの中で何かしらの結論を得ようとするものです。最終的に明確な結論がでなくても良いですが、一つの議題についてフリートークよりも掘り下げる必要があります。関連トピックへ会話を発展させて行く事もあります。
ディスカッション練習で目指せるスキル
– ロジカルシンキング (物事に道筋をたてて、合理的に考える事)
– 社会問題や時事ニュースなど幅広い話題と分野への理解と知識
– 英語での情報収集力
– スピーディーなアプトプット力
– 自分の意見や主張を相手にわかりやすく、且つ効果的に伝えるデリバリー力
– 相手のコメントや主張に素早く反応するレスポンス力
これらのスキルはグローバル化の進むビジネス界でも非常に重要なスキルの要素になってきており、近年多くの企業や
初級から中級にかかるくらいの学習者の方には、しっかりとした基盤をつけ、高いコミュニケーション力を目指すために知識の溝がでないよう英会話教材の使用をお勧めする事がおおいのですが、中級レベルB1+以上の方にはお勧めのスピーキング学習法です。 (レベルの説明についてはこちらの記事をご覧ください)
仮に初級~中級にかからないB1以下のレベルの方がディスカッション練習をしてしまうと、「AとBの選択肢のどちらを支持するか」という議論があったとし、「私はAを支持します」という意思は伝えられます。ですが、ディスカッションの本質である「ロジカルに物事を考え、整理をして発言をする。主張をし、相手を説得しようとする」スキルがまだ足りないため、練習も効果的ではありません。
そのため、B1+に届いていない学習者の方には、基礎固めをし、自分の主張をサポートするための情報や理由づけなどがある程度スムーズにできるレベルまであげられてからディスカッションコースに進まれる事をお勧めします。
レベルやレッスンの進め方など、ご質問があればご遠慮なくLive English SupportのSkypeまでお問い合わせください。