Live Englishオンライン英会話受講生の皆様、そして本日もブログに訪問くださっている皆様、こんにちは。
Live Englishに来てくださる生徒様に共通して思うことの一つは、「成功される方々は学ぶことを止めない」ということです。Live Englishには子育てをしながらお子様がお休みになった深夜帯にレッスンを受けられている方、お仕事前の早朝4時台からレッスンをされている方もいらっしゃいます。ここ数年は海外大学、大学院にお勉強に行くため、MBAプログラムの為にと学習をされている方も増え、日本でも「国外に視野を広げる」海外志向の社会人の方が著しく増えています。
海外留学、MBA留学のファーストステップの一つである、IELTSテスト。最近では大学入試にも優遇されるため、高校生の受験生も増えています。
Live EnglishにもIELTSスピーキング練習でいらっしゃる生徒様がたくさんいらっしゃるのですが、今日は頻繁にいただく質問「IELTS スピーキングが早く話した方が良いですか?」という質問についてお話したいと思います。
IELTSスピーキングは早く話した方が良いの?
まず最初に、IELTSのスピーキングテストは面接官と1対1で行われます。マルバツでスコアがつくものではないので、面接官に「どれだけ英語力があるように印象つけられるか」もとても大切です。スピーキングテストでは、主に下記4つ項目を見られるとされています。
1. 流暢さ (25%)
2. 語彙力 (25%)
3. 文法力 (25%)
4. 発音 (25%)
この質問に大きく関わる項目は「1. 流暢さ」で、流暢さ、流れ、躊躇い、ポーズの長さ、などが当たります。
FLOW
全体の流れや構成。これはあなたがどれだけ会話を継続させる力を持っているか、で、スコア6.0またはそれより上のスコアを目指されるのであれば非常に重要になってきます。どんな簡単な質問が来たとしても、そこから自力で発展させ、例を出したり理由づけをしてより多くの情報を与える姿勢をつくることが大切です。
例えばパート1の自分のことについて話すセクションで、「旅行は好きですか?」と聞かれたとします。「はい、旅行はとても好きで1年に3回は必ず旅行にいきます」という答えでは高スコアを取るのは難しいのです。では、どのような拡大が求められるかですが、「はい、旅行はとても好きです。特に、これまでに自分が訪れたことのない場所に足を運ぶのが好きです。なぜなら、その土地の歴史や文化をしり、言葉や新しい人々に触れることで、自分の中の視野や物事の見方を広げることができるからです。だから私は1年に少なくとも3回は新しい場所に旅行にいきます。」というように、なぜ自分はこう思うのかについて理由や考えを足して述べることが求められます。
SMOOTHNESS
スムースさ。スピーチの流れを遮るものの例として、ポーズの長さや頻度、躊躇い、間違った文章の言い直しの頻度などがあります。6.0またはそれ以上を目指される場合は、長い沈黙や頻繁な言い直しを極力無くせるように日頃からの練習が必要です。
COHERENCE
いかに論理的に、オーガナイズされた話し方ができるか、です。どれだけ流暢に英語を話したとしても、理解されなければ意味がありません。普段から、わかりやすく、一貫性のある話し方を練習しましょう。
これらを踏まえて、「早く話した方がよいのか?」という質問ですが、早く話すということよりも、安定した一定のペースで話すということを心がけることをおすすめします。もちろん遅すぎるのはNGですが、かといって早く話すことに意識が行きすぎて、発音や内容が疎かになってはいけません。普段のレッスンから、
ということにぜひ意識をおいて練習をしてみてください。
IELTSスピーキング練習をご希望の方、ぜひLive Englishにお越しください。経験豊富な欧米ネイティブ講師が、細かな文法や表現、発音のエラーまでチェックし、より伝わりやすく正確な英語力の習得をお手伝いいたします。