皆様、オンライン英会話サービスのイメージってどんなイメージですか?
とにかく安い?手軽?日常英会話にはお勧め?安かろう悪かろう?フリートーク?
そんなイメージを持っていらっしゃる方が少なくないかもしれません。
Live Englishにお越しいただく生徒様のほとんどがオンライン英会話経験者ですが、上級者の方だと「オンライン英会話は簡単で物足りない」というイメージを持たれてこられる方が多く、弊社のレッスンスタイルやレッスンでカバーする内容、講師達をご紹介すると驚かれる事が多々あります。
今日は、上級者にこそオンライン英会話をお勧めしたい理由と、効果的に活用する方法、そしてオンライン英会話を選ぶ際のポイントについてお話ししたいと思います。
★お勧め理由1: 様々な分野のエキスパートと深い話ができる
★お勧め理由2: 日本人学習者に慣れていない講師と学べる
★上級者の学びを最大限にするコツ
★上級者がオンライン英会話を選ぶ際のポイント
お勧め理由 1 : 様々な分野のエキスパートと深い話ができる
Live Englishには様々な分野で活躍しているプロフェッショナルが大勢在籍しています。金融、コンサルティング、経営者、大学教授、法務、HR出身者。そして在籍講師の半数近くはMaster’s Degree(大学院修士課程)を修了し、政治学、教育、ファイナンス、経済、国際ビジネス、言語学など、様々な分野で深く専門分野を研究、学んできた講師達です。海外で現役で活躍をしながら、自信のパッション情熱である英語教育を続けている講師も大勢います。
日常英会話やフリートークで物足りない。もっと深いところでディスカッション、討論の練習がしたい。英語学習の枠を超えた学びが欲しい。という方にこそお勧めしたいのがオンライン英会話です。
お勧め理由2: 日本人学習者に慣れていない講師と学べる
例えば日本国内の英会話教室でレッスンをしようとする場合、当然ながらその講師達は日本で生活をし、日本人の価値観や文化、常識、生活スタイル、話し方、発音の癖や間違いやすい文法のポイントなどを熟知している事が多いです。文化や価値観を理解している事は、コミュニケーションを取るうえで非常に大きなメリットなので、日本に長く住んでいる講師の方が話しやすい、レッスンがしやすいという方も多くいらっしゃるでしょう。実際にLive Englishでも半数近くは日本に住んでいる、または日本で年単位で生活経験のある講師(現海外在住)です。初級〜中級レベルの生徒様には、一緒に学習をする上で安心材料の一つでもあると思います。
ただし、上級レベルの生徒様に限っては、日本在住の講師と海外在住(日本での生活経験のない講師)をあえて混ぜて学習をしていただくことをお勧めしています。実際に海外に出て仕事をされている方は「実際のビジネス現場ではレッスンのように手加減してもらえない」という事を肌で実感されます。日本人の話す英語に慣れていない海外の英語スピーカーは、わかりやすい単語や表現で話してはくれませんし、グループ会議などの場では一人の日本人のために話すスピードや話し方を調整してはくれません。ネイティブスピーカーと対等にコミュニケーションをとる力を目指すのであれば、あえて日本人学習者の英語に慣れていない講師と学習の機会を持つ事も非常に大切なのです。
オンライン英会話では、自宅から一歩もでずに、異文化で活躍するプロフェッショナル達と24時間繋がり、好きな時に学ぶ事ができるのです。
学びを最大限にする方法:上級者こそ事前準備を怠るなかれ
上級レベルの学習者は、フリートークスタイルのレッスンは絶対にお勧めしません。大切なのは必ずテーマを決めて準備をする事です。ただただ与えられたトピックについて好きなように話すだけなら、外国人の多いバーなどに行って友達を作ればいいだけの話です。上級レベルの学習者が、より洗練された自然な英語力を目指したいのであれば、実は初中級レベルの学習者よりも事前準備、事前学習に力を入れるべきなのです。
テーマを決め、リサーチをし、より会話を掘り下げてディスカッションするための情報、そして語彙や表現を事前に予習しておく事で、毎回のレッスンでの学びを最大にする事ができます。
上級者がオンライン英会話を選ぶ際のポイント
1. 事前予約の必要ない英会話は避ける
事前予約が必要ない、始めたい時にすぐに空いている講師と繋がりレッスンができる、というオンライン英会話も増えてきました。ですが、特に上級レベルの学習者の方にはこういったサービスは避ける事をお勧めしたいです。一見、とても便利で続けやすいと思いがちですが、逆を返せば講師達も一切のレッスンの準備をせずにあなたのレッスンに来ているという事です。
好きな映画について話す、や今週末の出来事について話す、といった簡単な日常英会話、フリートークなら、準備がなくても楽しくレッスンができるかもしれません。ですが、例えばあなたの今日使用したい記事のテーマが「部下に適切な報酬を設定するための8つの方法」であるとします。ネイティブスピーカー向けに書かれている記事ですので、読み、論点を理解するだけでも5分はかかります。この記事は、「従業員の報酬は会社のオーバーヘッドコストの大半を占める非常に大きなコストであるため、適正な金額を検討し決定する必要があること。そして賃金の不平等による不満がでると従業員のパフォーマンスの低下、組織のパフォーマンスの低下、さらには大切なタレント(才能)を手放す事に繋がりかねないため、正しく査定するプロセスが必要なこと」という点からスタートします。さまざまなアイディアや可能性、Pros and Cons (メリットとデメリット)を考え、自らのビジネス経験、就業経験をもとにディスカッションを展開していく準備が必要です。
事前準備がない状態でレッスンに入るということは、表面上の薄い会話しかすることができないと同じです。事前準備が必要なのは学習者だけでなく、講師も同じなのです。Live Englishが事前予約を2時間前までと設定しているのには、こういった理由があるのです。
2. 英語ネイティブが多いスクールを選ぶ
近年非常に多くのオンライン英会話サービスが台頭していて、体験レッスンをうけて比較するのにも非常にたくさんの時間と労力がかかりますね。あまりに選択肢が多いと、体験レッスンで予定がずらっと埋まってしまって、体験レッスンを受ける事に疲れ、結局学習スタートが億劫になってしまうなんてことも。
もう少し選択肢を絞って2~3サービスで検討できると良いかと思いますが、上級レベルの方にはここでぜひ「英語を母語として話すネイティブスピーカーの割合が多い(少なくても半数)のスクールを選択肢にいれてみてください。もちろん、母語であるから良い講師なんてことはありません。講師としての資質や経験もとても大切なものです。ただ、Live Englishにお越しになる他社サービス経験者は「ノンネイティブの講師の英語は簡単」「実際にビジネスで米国に行った際に手加減のないスピードにまったくついていけなかった」という方が実はたくさんいらっしゃいます。第二言語として英語を話す人たちは、ネイティブスピーカーほど多くの表現、語彙を使いません。ネイティブスピーカーほど早いスピードで討論をしません。ましてや英会話のレッスンですので学習者に合わせてわかりやすく話す事を意識しています。上級レベルの方が物足りなさを感じられる理由もこんなところにあるのです。
また、HPで「ネイティブスピーカー」と歌っていても、実はノンネイティブが大半でネイティブスピーカーのレッスンが少ないなんてこともあるので、体験レッスンで実際にどの程度のネイティブ予約枠があるのかを確認しましょう。
Live Englishがネイティブ講師のみの採用にこだわる理由
3. 破格なサービスは避けるがベター
これは1の「事前予約の必要ない英会話は避けた方がよい」とも少し被りますが、破格でサービスを提供している英会話は、ほぼ間違いなく質より量に重きを置いています。講師やレッスンの管理はほとんどなく、各レッスンの進め方や内容、場合によっては教材やマテリアルなどもその日の講師が好きに決めるという形がとられていることも。価格を抑え、とにかく英語をしゃべる機会があればそれで良いという方にはありがたいサービスだと思います。ただ、上級レベルの方(すでにとにかく喋るというレベルには到達している方)、もう1レベル上に引き上げたい方には物足りない、そして非常にもったいない時間の使い方になってしまいます。
支払う料金が少ないという事は、講師の取り分も低いということかもしれません。講師やレッスンの管理がなされていないという事は、講師も十分な事前準備や生徒のこれまでの進捗を確認することがないままレッスンに来ているという事かもしれません。ですので特に上級者は、オンライン英会話業界の価格設定の中で、あまりにも安い価格設定のスクールは避けた方がベターだと思います。
いかがでしょうか。上級レベルの方で以前オンライン英会話で物足りなさを感じて続ける事ができなかった方も、ぜひもう一度サービスを比較してみてもらえたらと思います。ステイホーム学習、リモート学習が主流になり、自宅で24時間、すきま時間でスキルアップに取り組める今、皆言わないだけで、密かにスキルアップに取り掛かっている人は実はたくさんいらっしゃいます。
ぜひ検討の選択肢にLive Englishオンライン英会話も加えていただければ、光栄です。