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素早く英語で理解するための英語脳の作り方ベスト5!

Live Englishオンライン英会話の皆さま、こんにちは!スタッフのRikoです。

突然ですが、皆さんは今までに「英語脳」という言葉を耳にしたことはありますか?英語学習をしていると、英語力を上げるためのTipsのうちの一つとして英語脳で聞いて理解し、話すという方法があると思います。英語脳とは、簡単にいうと日本語を介さずに英語で理解し物事を考えることです。

実は最近、弊社の英語体験レッスンでも「英語脳を鍛えたい」という理由でお越しいただく方が結構多いのです。日本語を一切使わないで理解できるようになれればコミュニケーションのスピードもあがるのではないか…というお悩み・ご相談もよくいただきます。特に英語のビジネス会議や、大学や大学院での授業でディスカッションをする。なんてときに和英辞書をググりながらコミュニケーションが取れるでしょうか?いえ、そんな時間はありませんよね。辞書で意味を調べているうちに次の話題へ進んでしまいます。

また、日本語を英語に訳して正しく伝わるかと言ったらそういうわけではない、言葉の微妙なニュアンスの違いの問題もあります。
日本語を介して英語を覚えるだけの勉強をしていると、同じ意味でも異なるニュアンスを感じられないという場合があります。例えば、1番簡単な例で言うと日本語の「見る」はいくつもの英単語に置き換えられますよね。それぞれどのような場面で何をどのように「見る」のかによってだいぶ変わってきます (look, see, watch, stareなど)。

そこで今回は英語脳を使って英会話をしていくためのスキルアップ法について伝授したいと思います!ただ、一つ最初にお伝えしたいのは「英語脳を作るには時間がかかる」です。短期的にがっつり勉強をしてもなかなか育ちにくく、これらの練習法やTipsを学び、少し実践するだけでは不十分です。アウトプット重視の英語学習を継続し根気よく続けること。これが英語脳を鍛えるためには1番大切な学習方法です。

この記事の概要

「英語脳で話す」とは、日本語を介さず英語で物事を理解し思考をするということです。英語脳を養うための英語学習を継続していくことで、よりスピード感のある会話をすることができ、楽にコミュニケーションを取れるようになります。英語脳を鍛えるには今回のブログ記事では、この英語脳で話すための1人でもできる、すぐに始められるトレーニングベスト5を紹介します。英語で独り言、ディクテーション、シャドーイング、イメージで単語を覚える、スラッシュリーディングなどが効果的です。それでは詳細に学習法を解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

英語脳を作る学習法1. 英語でひとり言
英語脳を作る学習法2. ディクテーション
英語脳を作る学習法3. シャドーイング
英語脳を作る学習法4. イメージで単語を覚える
英語脳を作る学習法5. スラッシュリーディング

 

学習法その1. 英語でひとり言

「英語でひとり言」これは実は私が英語脳を鍛えるために1番おすすめをしたい学習法で、思考をできる限り日本語ではなく英語にしてみるというものです。思いやアイデアなどを全て英語にしてみると「あれ、これってなんて言えばいいんだっけ?」というものが意外と多く、日本語中心の生活を送っているとどうしても時間がかかりすぎるのを実感することができます。こういったフレーズは日本語を介して覚えるよりも、自らの経験を英語に表現する方が効率的ですね。

私はよくこの学習法を日常に取り入れていますが、例えば「こういう出来事があったんだけど、私はこう思うんだよね」と説明しようとすると必ず1つは「あれ?これはどう表現するのがベストだろう?」というような場面があります。その場合は頭の中で考え、言おうとしていることよりも、できるだけ表現をシンプルにしてみます。この勉強法の良いところは、“自分に関係のある、よく使う表現”から覚えていくことになるので日本語で書かれている教科書や単語帳から学ぶよりずっと忘れにくいのです。
人間が新たに言語を学ぶ際、自分自身により深く関係のあることから学んでいくと忘れないと言われています。子どもが初めて言語を学ぶプロセスと全く同じように、私たちも新しい言語を学ぶ際には身近なものから聞いて見て覚えていくと良いです。

また、自分の思考を日常的に声に出してアウトプットするということに慣れておくことで、ビジネスシーンや日常英会話での咄嗟の質問にも答えやすくなるはずです。声に出すことがポイントなのですが、なかなか恥ずかしかったりお子様がいてできる環境ではないという方もいらっしゃると思います。まずは話す準備、思考をしてみて、ささやき声でも良いのでやってみてください。頭の中で考えていることが口に出せるかは意外とやってみるまでわからないものです。

皆さんも、まずは「これから私はここへ行って、仕事をして、何時に電車に乗って、少し運動して…」などと自分の1日の流れを簡単に説明することから始めてみてはいかがでしょう?英語だと意外と説明が難しい表現もあるかもしれません。忙しくてもアイテムなしで簡単に始められるので、是非お試しください!最初は1日20分だけと時間を決めてもいいと思います。

学習法その2. ディクテーション

ディクテーションとは簡単に言えば英語の書き取りで、耳からキャッチした内容を即座に、ひたすら紙に書きだすというものです。これはリスニングだけではなく、ライティングやスピーキング力向上にも効果があると言われています。

例えば、YouTubeやNetflixのお気に入りの動画の中で頻繁に出てくる難しそうな文章や表現。聞きとれなかったなと思い字幕をオンにして文字に起こしてみると、見たことがある、何ならいつもライティングで使っている単語じゃないか!!となったことありませんか?

特に複数の単語が重なった時、単語自体は知っているのに、リンキング(音のつながり)やリダクション(音の脱落)など英語独特の発音があるために聞き取れないということが起こりがちです。一生懸命書いて覚えて意味も理解できる単語が、音で聞くと全く理解できない、なんてことは本当に勿体無いですよね。既に頭の中の知識としてストックがあるのに、少しインプットの形を変えられると理解できないということを防ぐために、ぜひこのトレーニングをお勧めしたいです。

内容はまずは興味のあるもの何でも良いと思いますが、個人的に媒体はTED TalkやTOEIC・英検などのスクリプト付きの教材をお勧めします!TEDの場合は再生速度もすぐに変えられますし、YouTubeなどの動画のような映像に気を取られることもなく、間の広告もほとんどないので取り組みやすいです。

ディクテーション上級者の方はBBC Podcastの”6min Engish”は特におすすめで、内容が身近でシンプル、理解も簡単なものが多いのでスペリングが多少わからなくなってしまったとしても続けやすいです。

学習法その3. シャドーイング

シャドーイングは数々の英語学習法の中で1番知られているものではないでしょうか?聞こえてきた英語を聞いたまま口に出し、音を追いかけながら同時にリピートしていくという、少し難易度の高いトレーニングです。
正直最初のうちは速度に追いつくことだけで精一杯になるはずです。ここがあまり知られていないポイントかもしれませんが、そこでなんとなく流れるように発音するのではあまり効果は期待できません。曖昧な部分があるような時には、スクリプトがあれば活用し、なければ本当に聞いたものをできる限りそのまま発音できるように真似をしましょう。
話されている英語の音をできる限り分析して、粘り強く繰り返し練習すると良いです。何を喋っているのかよくわからないままだと、自分の中にある単語の文字と音を一致させることができないためです。

シャドーイングをすることで、特にスピーキングの面で英語脳を鍛えることができます。続けていくうちに2~3語文字が連なって、繋がって聞こえるような表現や文章 (例えば”I put it in the plastic bag.”) の音を認識しだんだん聞こえてくるようになり、自分の頭の中に音声と文字が一致した状態でストックされます。
個人的な感想ですが、いざという時に学んだ表現がまとまって出てくる瞬間があるのです。いざ始めてみよう!という時におすすめなのは、ディクテーション同様、やはりスクリプト付きの短文のものやスモールトークです。TOEICのリスニング問題やTED Talksの2~3分のスピーチなどでやってみることもおすすめです。
長期間行うことで初めて効果が出る学習法ですが、1日数分でも続けていくと効果が期待できます。
また、日常の一部として取り入れると多少意気込まなくても、恥ずかしがらないでスムーズに練習できるようになります。習慣化させることは簡単ではないとはいえ、続ければ効果が見えてくるトレーニングなので、ぜひコンフォートゾーンを打ち破って楽しみながらやってみてください。

学習法その4. イメージで単語を覚える

皆さんは新しい単語を覚える時に、単語帳を使っていますか?それともレッスンや教科書から学んでいますか?
どちらにせよ意味のわからない単語があれば、辞書や隣にある和訳から日本語を介して英単語を覚えるのが多くのパターンかと思います。このように文字だけだと何を意味するのか覚える時に、日本語を介して理解をするプロセスになってしまいます。
ここでいう「イメージで単語を覚える」というのは、もしわからない単語があれば検索エンジンの「画像検索」を駆使します。曖昧な単語も、画像検索を使うと案外すっと覚えられるものも多いはずです。またはOxford Picture Dictionaryのような絵で構成された辞書などもおすすめです。

通常、学校での勉強では例えば飛行機=planeと日本語を介して英語を覚えていましたよね。ただ、これを日本語の飛行機というワードに置き換えるのではなく、飛行機の写真や絵をすぐに思い浮かべる。これが英語脳で理解する。ということに大きく繋がっていくのです。だからこそ単語をイメージで覚えるということは本当に役立つのです。これは小さな子供が初めて単語を覚えていくのと同じ要領です。

また、モノだけでなく状況や感情なども画像でわかりやすく覚えることができます。わからない単語があれば「〇〇 意味」や「〇〇 日本語で」ではなく、画像で検索をし理解すると英語脳を使ってコミュニケーションをとることに大いに役立ちます。特に、句動詞という動詞+前置詞または副詞などには効果的です (例えば、go to, go on, go around, go offなど)。
前置詞にもそれぞれ意味がありますが、日本語を介すよりも圧倒的にイラストの方が早く覚えられますし、忘れにくいです。スマホ片手にいつでも画像が検索できるこの便利な時代!ぜひ検索エンジンやイラスト辞書をフル活用してみてください。

学習法その5. スラッシュリーディング

英語脳を鍛えるには、英語話者の文章や話の組み立て方を学ぶことも重要です。皆さんの中には、時間の大幅短縮のために契約書や資料などの長文を読まなければいけない時、即翻訳機にかけている方もいらっしゃるのではないかと思います。

ただその前に!リーティングにおいて短時間で大意把握をするための方法を知っていますか?
「スラッシュリーディング」とは、英文を英語の語順のまま、塊ごとにスラッシュで区切って読む方法です。英語と日本語は語順が異なるため、意味を把握するのに一文を何度も返り読みをして理解されている方も多いのではないかと思います。早く理解したい時にこの方法では時間がかかり、とても非効率なのです。

そんな時に「スラッシュリーディング」、つまり返り読みをせずに、英語の語順のまま読む方法を習得していると、頭からスピーディーに理解していくことができます。しかもなんとスラッシュリーディングは、実はリーディングスキルだけではなくライティングスキルも伸ばすことができるのです。
なぜライティング力まで伸びるか?それは意味ごとの塊で英文を理解できるようになるからです。

例えば、

“This is a man who tries to pick up some fruits and vegetables from the cabinet. ”
→”In this picture, / this is a man / who is trying to pick up / some fruits and vegetables / from the cabinet. “

このように意味のまとまりの切れ目でスラッシュを入れて区切ります。
例えば、おそらく学校教育では、関係代名詞whoを使う場合「キャビネットからいくつかの果物と野菜を取ろうとしている男性」と後ろから訳をするように教わってきたと思います。
ただ読み書きをしながらだと、一度最後まで読んでまた文の途中から読み始めなければいけないので、余計に時間がかかるのですね。そもそも私たちが使う英語は入試対策のためだけではないので、正確に全てを日本語に訳して理解する必要はないのです。意味がわかれば問題がないのです。

 

どうでしょうか?全てを一度に始める必要はまったくありません。普段の学習に取り入れやすいものから取り組んでみるといいと思います。
最後に、今回はレッスン以外の自己学習にフォーカスをおいてみましたが、英語脳を作るためにはこれらの他にも、「実際に相手がいる状況の中で使う練習をしてみる」という点ではネイティブスピーカーとのレッスンがやはり大いに役立ちます。
ぜひ日本語を理解するように英語を使うのではなく、英語の思考パターンで英語を理解しアウトプットできるように練習をすると良いですね。そして英語脳を鍛え、使用しながら英語コミュニケーションをより豊かにしていきましょう。

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