Live Englishオンライン英会話のブログを本日もご訪問くださっている皆様、こんにちは。
英語学習方法に洋書や英字新聞を使うのはもう主流な学習方法ですよね。
Live Englishの生徒様には、お仕事にとてもお忙しい合間にお時間をつくってくださっている学習熱心な方が多いのですが、特に学習に熱意を持っている方が陥りやすい学習方法のワナについて今日はお話したいと思います。洋書を正しく使って効果的に英語力を伸ばしていきましょう!
今日のポイント!
1. 洋書で英語学習のワナ?
2. 自分に合った洋書の探し方
3. 読む時の3つのコツ!
洋書を使ってどんな英語力を鍛えられるの?
よく言われるのが語彙力ですが、それ以上に注目してほしいのが文法力と読解力。自分にあったレベルを選んで勉強するとネイティブが聞いて違和感のない英語の文章を作る力を鍛えることが出来るようになります。
ワナってどんな罠?
洋書を使って英語力を上げるぞ!と意気込み、手を出してしまうのが自分のレベルよりも高い・難しいレベルの本。
「分からない語彙がたくさん出てくるし、これで語彙力を伸ばそう!」と難しいレベルのものを手に取ると、辞書を使って読んだものの最終的に頭に残るのは文のつながりではなくて、ただ単語の意味そのものということ。英語に語彙力は大切です。が、使える英語力を身につけるためにはそれだけではないのです。その単語の前後のつながりと文の構成を見る。その為には肩の力を抜いて読み終えることが出来るくらいのレベルの洋書を使うことが大切で、継続するのも苦痛ではなくなるはずです。
自分に合った洋書の探し方
レベルとしては、本の片面1ページに辞書が必要な単語が4~5つ以内のものを選ぶことをお勧めします。携帯で読める海外の英語記事であれば1スクリーンに2~3つくらい。さすがに幼児向けの本だと興味がわかない… という方は好きな俳優の記事や趣味のサイトやブログ記事から始めると良いと思います。例えば、旅行好きの方なら好きな国のガイドブックやブログ。映画好きな方なら好きな映画のあらすじやレビューなどでもいいですね。すでにある程度知っている内容だと英語でも内容がとりやすいです。
また、今は大手の洋書を取り扱う書店であれば、ラダーブックといってレベル別に読める英語学習用の本もたくさんシリーズがでています。書店に立ち寄るチャンスがあれば、ぜひ見てみてください。ずらりと並んだシリーズをみるとワクワクしますよ。
読む時の3つのコツ!
さていよいよ読む時のコツです。読むときに意識してほしいのが文章の作られ方。(学生の頃に習った第五文型などではなく、純粋に文章の作りのこと)ここを意識していくつも読むようにしていると、1度にキャッチできる英語の量が増えてくる=英語スピーカーが話しきるまでのセンテンスを1くくりにして理解する力が断然に強くなってきます。具体的にこの3つのコツを抑えて読むようにしましょう!
コツ1:声に出して読む 囁くような小さな声で全然いいです。
実際音にして文章を読むことで、文章の意味が分からなくなった瞬間に気づくことが出来ます。そしたらまた読み直す。黙読をしているとセンテンスをいくつか読み進めた後に「あれ?待て待て。どこからわかってないんだ?」と気づくのに遅れる時が出てきます。
コツ2:前置詞、文のひとくくりを意識して読む
英語は英語で学習をするという学習方法がある一面、母国語である日本語の力を借りるという手もお勧め。これは続けているといずれ日本語の変換作業は自然と必要なくなってきます。例えば以下の文章があったとします。
The Prime Minister has outlined a three stage plan for business to end hibernation but thousands of cafes and restaurants set to reopen by June….
音読しながら頭の中で「The Prime Minister has outlined a three stage plan “for business: ビジネスに関して”….何に関して?to end hibernation. Butでも(Butということは前の文に関して何か意義、意見がある文が来るんだな)、thousands of cafes and restaurantsがset されたのか、何を? to reopen、by June、6月までにか…. 」というように自問自答していく感じです。
文のまとまりが見える、前置詞の他文章へのかかり方に慣れてくるとこの作業をしなくても英語スピーカーのとらえ方で文章が理解できる(スピードが上がってくる)ようになります。
英語勉強は毎日少しづつの積み重ね。コツコツ少しづつでも続けることで半年後1年後に大きな変化が出てきます。全力を注ぐ日、お仕事で忙しい時にはちょっとストレスの少ない学習、と変化をつけつつ続けていくようにしましょうね。
Live Englishでは自分の興味のある分野の記事やストーリーを先生にシェア・リクエストをして、レッスンで更にスピーキング力を高めることもできます。インプット(読む作業)で頭の中に入れたものを、実際にアウトプット(スピーキング)し使ってみることで、語彙も表現も文法も「知っている」レベルからさらに「自分で使えるレベル」にステップアップができます。
自分の好きな記事やストーリーを使うことでモチベーションの継続にもつながりますので、自宅学習の効果をさらに高めたい方、コミュニケーションの向上を目的とされている方は、ぜひLive Englishのレッスンにおこしください。